【GI全日本王座決定戦事前情報】芦屋GIV6の峰竜太が大本命！対抗は昨年オールスターVの石野貴之/ボートレース芦屋
展望
ボートレース芦屋では8月1日にGI「読売新聞社杯 全日本王座決定戦 開設72周年記念」が開幕する。この男が走る限り、本命として推さざるを得ない。2月の九州地区選を制して、6度目の当地GI優勝を達成した峰竜太だ。6月には蒲郡周年で優出と、直近もしっかり結果を残している。圧倒的な実績を残す水面で、今年3度目のGI制覇を目指す。 昨年の当地SGオールスターを圧倒的なパワーに仕上げて優勝した石野貴之や、当地でSG初Vを飾った馬場貴也、歴代周年覇者に名を連ねる松井繁、菊地孝平、毒島誠、昨年12月71周年からの大会連覇を狙う茅原悠紀ら、峰だけでなく水面巧者が揃っている。 【写真あり】出場予選選手の一覧はこちら また、現役最多の当地16Vを誇る瓜生正義を筆頭に、地元福岡勢は61周年以来のタイトル奪還へ気合が入る。今年のGW戦覇者の篠崎元志や、当地GI3連続優出中の西山貴浩も有力なV候補。70周年の優勝戦でFに散った羽野直也もかける思いは強い。
水面・モーター
現行モーターは5月に更新されたばかり。例年と同様に抜けたエース機はなく、節一は節毎に変わってくるような状況だ。ただ、上位機と低調機の差がくっきりと出るのも同じで、「1号機」、「6号機」、「8号機」、「41号機」あたりは常に噴いている。 当地は全国屈指のスピード水面。暑くてモーターのパワーが落ちるとはいえ、ハイスピードレースが繰り広げられるはずだ。夏は比較的穏やかな水面になることが多い。追い風でも向かい風でも荒れる指標は5メートルとみていいだろう。
今節のキモ
昨年は磯部誠が平成生まれ初のSG覇者となり、羽野がそれに続いた。そして今年は定松勇樹がオールスターで5000番台初のSG制覇を達成。時代の転換期が訪れている。 今節のメンバーでは宮之原輝紀が次期タイトルホルダーとして期待が大きい。これまでGI優出4回で、3月戸田のクラシックではSG初優出を決めた。いつ勝っても不思議はない。当地では昨年11月に出足を強力に仕上げて優勝を飾っていて、水面に対する印象もいいはずだ。
マクール
