“ヒロキング”福重浩輝が日本ボクシングコミッションから6か月の資格停止処分 恐喝事件の逮捕騒動などが理由
日本ボクシングコミッション(JBC)は5日、プロボクサーの“ヒロキング”こと福重浩輝(KWORLD3)に対し、複数の規律違反行為があったことが認められるとして、6か月のボクサーライセンス停止処分を科したと発表した。6月1日付。ただし、福重の活動自粛開始から現在までの期間を考慮し、ライセンス停止期間の終期を2024年年10月末日に設定するとした。 処分理由として、(1)福重は今年3月8日、2023年12月3日に発生した恐喝事件の容疑者として逮捕、拘留された。その後、今年3月27日に不起訴となったが、福重の行為により、JBCの管理体制や法令順守の意識への世間からの信頼が大きく損なわれる状況となった。(2)格闘技団体「KINGDAM」の22年12月のイベントに主催者の立場として参加した。(3)格闘技イベント「BREKINGDOWN」に出場選手とともに入場した。これは禁止されている「他のプロスポーツまたは他の格闘技関連団体に関与もしくは従事すること」に該当するとされた。 31歳の福重は21年12月にプロデビュー。恐喝事件での逮捕などを受け、6月30日の試合は中止となっている。ここまでの戦績は4勝(3KO)2敗1分け。
報知新聞社