12日のカリアリ戦を前にミランのステファノ・ピオリ監督が語った(C)Getty images

【欧州・海外サッカーニュース】ミランのステファノ・ピオリ監督が日本時間12日のセリエA第36節ミラン対カリアリ戦の前日会見に出席し、意気込みなどを語った。 【動画】”急造守護神” ジルーが本職顔負けのビッグセーブ！

先月に行われたUEFAヨーロッパリーグ（UEL）準々決勝1stレグでローマに敗れて以降、約1カ月にわたって未勝利が続いている2位ミラン。そんな中、ステファノ・ピオリのチームは日本時間11日、セリエA第36節のカリアリ戦で公式戦7試合ぶりの勝利を目指す。ミラン指揮官が記者会見の席で、恩師クラウディオ・ラニエリ率いる15位カリアリとの対戦へ意気込みを語った。 「われわれはあまりにも長い期間、勝利しておらず、明日は勝たなければならない。2位で終えることが重要だが、まだ確定できていない。クラブやファンへ誇りとリスペクトを示す必要がある。ラニエリは極めて偉大な指揮官だ。私は現役時代、彼の指導を受ける幸運に恵まれた」 「（ジョヴァンニ）トラパットーニ、（オズヴァルド）バニョーリ、ラニエリと3人のマエストロに出会ったが、クラウディオが一番だ。行く先々で常に偉大な結果を残し、最高の仕事をしてきた。明日の試合はカリアリにとって重要であるはずだが、それはわれわれにとっても同じだ。良いパフォーマンスを見せたい」 「（アレッサンドロ）フロレンツィは私がしばしば避雷針になっていたと言っていたって？　監督の役割とは、こういうものでもある。チームやクラブを守らなければならず、それを実行することに何の問題もない。繰り返すが、全員が一丸となって最高の形でシーズンを終えられるように努力しなければならない」 またピオリは、昨夏にアタランタへレンタル移籍してブレイクを果たした元ミランFWシャルレ・デ・ケーテラーレに見解を示した。 「昨シーズンは、セリエA1年目で、それまでとは異なる難しく、競争力の高いリーグで苦しんだ。今シーズンはより経験を積み、昨シーズンとは異なるポジションで頭角を現した。彼のポジションを変えることを考えたことはなかったかって？　いや、われわれには異なるアイディアがあったからね」 試合情報 ミラン vs カリアリ シア時間：2024年5月12日（日）日本時間3:45 会場：サンシーロ