名古屋の大学でコメダのモーニング 学生のアイデアが実現
メ~テレ(名古屋テレビ)
コメダのモーニングが大学でも味わえるそうです。名城大学に2日間限定でコメダ珈琲店がオープンしました。学生の発案ということですが、どういった狙いがあるのでしょうか。 授業開始前の大学の構内に、学生の行列ができています。 列の先には見覚えのあるイラストの描かれたキッチンカーがあります。 名古屋を代表する喫茶店「コメダ珈琲店」です。 「コーヒーとコメダのパン食べられると聞いて、朝にちょうどいいなと思って来ました」(学生) 赤いソファに木目のテーブル。構内にはお馴染みの光景が広がり、学生たちがコメダのモーニングを楽しんでいました。 1杯400円のドリンクを注文すると、パンと「コメダ特製おぐらあん」が付いてきます。 「『モーニングキッチンカー』という企画でやっていて、時間のない大学生に向けて、学校でも朝ごはんを楽しんでもらえるように『スクールモーニング』、新しいライフスタイルの提案ということで今回やっています」(名城大学2年 チームはらぺこ 山田そらのさん) 名城大学の「チャレンジ支援プログラム」を利用して、2年生の山田そらのさんたちが発案。 コメダ珈琲店の協力を得て実現しました。
「若い世代にコメダ珈琲店の事をもっと好きになってほしい」
大学はこれまで定期的に100円朝食を実施。しかし、8時半からと時間が早く短かったことから、山田さんたちはもっとゆっくりと朝食を楽しんでもらおうと考え、午前11時までに時間を伸ばしました。 学内の学生134人からのアンケートでは、約半数が「朝食を毎日食べない」と回答しました。 「若い世代のお客様にコメダ珈琲店の事をもっと好きになっていただきたいという思いが、この活動を通じて実現できるといいなと思います」(コメダ珈琲店 広報 白野紬さん) 実際に「モーニングキッチン」を利用した学生は―― 「最高です」(学生) Q.大学の中にコメダのソファがあるが? 「びっくりしました」(学生) Q.ゆっくり朝ごはんを食べるのはいつぶりか? 「土日ぶり。とてもおいしいです」(学生) 用意していた100食分のモーニングセットは、時間内に完売。 山田さんたちは、今後も「スクールモーニング」の実現に向けた新たなイベントを計画したいとしています。