大岩龍矢が4度目の正直で王座獲得。「王者になったんで言いたいことを言っていく。まずは名古屋にKrushを持っていく」【Krush】
「Krush.163」(7月27日、東京・後楽園ホール)のメインで行われた「Krushライト級タイトルマッチ」で挑戦者の大岩龍矢(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)が王者の伊藤健人(K-1ジム蒲田チームアスラ)を破り王座を獲得した。 大岩はこの日が4度目の王座挑戦だった。伊藤は今年2月に里見柚己を破り、王座を獲得。今回が初防衛戦だった。 1R、ともにオーソドックスの構え。ともにローから。大岩が左ミドル。伊藤はジャブで前に。大岩はバックステップでかわす。大岩の右カーフで伊藤がバランスを崩す。大岩は左ミドル、右カーフで追撃。伊藤も前に出るが大岩はバックステップ。そして右カーフ。大岩は圧をかける。伊藤は右ロー、そして右フック。大岩が右ボディーストレート。そして詰めて右カーフ。なおも詰めてパンチを連打。伊藤も右カーフ。大岩は右フック。伊藤は左ボディー。じりじり圧をかける大岩。
2R、大岩が圧をかける。大岩は右カーフ、右フック。伊藤も打ち返し、右カーフを返す。大岩はワンツー。伊藤は右カーフ。圧をかけてパンチを連打の大岩に伊藤もパンチを打ち返す。大岩は左ハイをまぜる。そしてなおも詰めて、伊藤の右カーフに合わせて右フックでダウンを奪う。立ち上がった伊藤。大岩は詰めてラッシュ。伊藤は必至のガードからパンチを返す。大岩はカーフもまぜてパンチを連打。伊藤もカウンターを打ち返す。大岩は焦らずきっちりガードを固め、機をうかがう中、ラウンド終了。
3R、伊藤は左ジャブ。大岩はガードし右ボディー、右カーフ。伊藤はジャブからヒザ。大岩は右カーフ。伊藤はヒザから左フック。大岩も右フック。伊藤の右フックに大岩がカウンターで右フックを合わせダウンを奪う。立ち上がった伊藤は前に出るが大岩はカウンター。そしてガードを固め前に出てパンチを連打。右フックで伊藤がぐらつく。しかし伊藤もワンツーを返す。大岩は圧をかけてパンチを振る。 試合終了のゴングが鳴ると勝ちを確信してリングに大の字の大岩。そこにセコンドの武尊が飛び込み、大岩を祝福した。 判定は26-30、26-30、25-30でもちろん大岩。