阪神“ドラ1コンビ”が苦闘 わずか2試合登板で育成再契約…補強で待ち受ける煽り
森木&西純のドラ1コンビが復活を目指すシーズンへ
阪神は2024年のドラフトで投手を中心に育成含め計9人の選手を指名した。毎年入れ替わりが激しいのがプロ野球の世界。補強によって苦しい立場になる選手がいるのも現実だ。 【画像】体のラインがくっきり浮かび上がる台湾チアの大胆ショット 阪神はドラフトでNTT西日本の伊原陵人投手を指名。最速149キロを誇る左腕で、1年目からの活躍に期待がかかる。2位では世代No.1右腕とも評された報徳学園の今朝丸裕喜投手、3位ではKMGホールディングスの156キロ右腕、木下里都投手を指名した。 新監督に就任した藤川球児氏と同じ投手を、上位で指名。特に社会人卒の投手には即戦力として期待が集まる。 毎年球界屈指の投手陣を誇る阪神だが、森木大智投手、西純矢投手の“ドラ1コンビ”は勝負の年になりそうだ。森木は1年目の2022年に1軍に2試合登板したのみで、2軍では今季は21試合で防御率11.32、20回2/3を投げて四死球は28個と崩れた。今季は育成契約から再スタート。スーパー中学生と騒がれた逸材だが、早熟と呼ばれて終わることはできない。 6年目を迎える西純は2022年に6勝、2023年には5勝をマークしたが、2024年は2軍では17試合で5勝、防御率3.23の成績も、1軍では中継ぎでわずか4試合のみの登板に終わった。 野手ではラモン・ヘルナンデス内野手を獲得。今季メキシカンリーグで22本塁打を放った強打者だ。2024年同様、一塁が大山悠輔内野手、三塁を佐藤輝明内野手が守ると考えるとチャンスがあるのはレギュラーの定まっていない左翼か。前川右京外野手や井上広大外野手にとっては手ごわい競争相手となりそうだ。
Full-Count編集部