彦根城に飾るしめ縄作り 「ひこにゃん」も手伝い仕上げ作業
新年に合わせて彦根城内に飾る「しめ縄」の仕上げ作業が12月9日、彦根城作業所で行われた。「ひこにゃん」も作業員の中に加わり、ファンの声援を受けながら一生懸命に手伝っていた。(彦根経済新聞) 彦根城内に飾るしめ縄は、長さ=60センチ・周囲=16センチ、長さ=1.8メートル・周囲=25センチ、長さ=6メートル・周囲=45センチの3種類。天秤櫓(てんびんやぐら)、玄宮園東口、表門券売所入り口、彦根城博物館、聴鍾庵(ちょうしょうあん)、鳳翔台(ほうしょうだい)、開国記念館の計7カ所に設置する。 この日、仕上げたしめ縄は天秤櫓に飾るもので、長さ6メートル、周囲45センチ、重さ50キロの城内で最大のもの。彦根城運営管理センターの宮川敏明所長の号令の下、作業員9人が縄を束ねて釣り糸で締めた。ひこにゃんも作業員の間に入って一緒に作業を手伝い、ファンたちは撮影しながら見守った。 宮川所長は「年末が来たと感じる。来年もいい年になればとの思いで、これから彦根城内の作業を進めていきたい」と話した。 城内での年末年始の行事は、12日=すす払い、16日=鏡餅つき、きな粉餅の振る舞い、20日=門松飾り、24日=しめ飾りと鏡餅設置、31日=除夜の鐘を突く集いで、新年1月6日に鏡開きがある。
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