パールカップ初代女王・児玉碧衣は予選2着も自慢のスピードで圧倒「やりたいレースはできました」/ガールズケイリンG1
岸和田競輪「第75回高松宮記念杯競輪(GI)、第2回パールカップ(GI)」が11日に初日を開催。ガールズケイリン、パールカップ西日本予選8Rを走った児玉碧衣(29歳・福岡=108期)に話を聞いた。 8Rは出方をうかがう選手が多いなか、打鐘過ぎに5番手から一気にスパートした児玉のキップの良さが光ったレース。後ろにピッタリと続いた當銘直美に交わされたものの、大いに値打ちのある走りだった。 「とにかくホームの向かい風がすごかったし、4角は浴びるところで嫌だったけど、ここまできたらなるようにと仕掛けました。やりたいレースはできました」としてやったり。 距離を踏むことをためらう選手が多いなか、自慢のトップスピードをフル発動して力の違いを見せつけた。初日は良かったが、本腰を入れたいのは準決勝だ。西日本のガールズは坂口楓華や尾方真生らパワータイプの自力が多く、決勝戦さながらの好メンバーが揃っている。 「東は自在、西は自力が多い方、同タイプが集まると共にやりにくいでしょうね。もちろんこっちも嫌だ(笑)。どうしようかな…考えないと。とにかく出し惜しみしないように!」と12Rの西日本ガールズ準決勝を攻略すべく、思いを巡らせていた。(netkeirin特派員)