「人と違うことは何も気にしない」「ただ一つ気にしているのは…」小島可奈子(48)がADHDと診断された娘に対して思うこと
せめて隣にいる誰かのために
ーー社長業はいかがですか。 小島 向いてないです(笑)。一般的なかっこいい、頭の切れる経営者にはなれないなというのはわかりました。ただ、これからの時代の面白いところだと思うんですけど、今までのセオリー、マニュアルは通用しないと思うんです。今は会社を立ち上げて7年目ですけど、そういう意味での新しい形はできるかなと思っています。 普通の会社を作りたいわけじゃないんですよ。いま、うちのスタッフにシングルマザーの子がいるんですけど、前の会社ではお子さんが熱を出して休んだらクビになっているんです。ご縁あってうちの会社に来てくれた人に「じゃあ、この子が会社にいるにはどういう体制にすればいいんだろう」と考える。せめて隣にいる誰かのためになるのが嬉しいです。 きっと私が計算をするようになったらうまくいかないと思うんです。でも、この商品が好きで広めたいとそれだけを思っていれば、向こうからチャンスがやってくる。だから、運だけかもしれないですね(笑)。会社をやっていたからこそ、今の私を編集者の方が知ってくださって、今年出版したヘアヌード写真集の話にも繋がったと思います。
セミヌードではなくヘアヌードにした理由
ーー今年発売された16年ぶりの写真集「凪-NAGI-」はヘアヌード写真集ですが、もともとはセミヌードでもいいとの話だったそうですね。なぜ、あえてヘアヌードだったんですか。 小島 私の中身が九州男児なんですね(笑)。16年前に出した最後の写真集がヘアヌードで終わっているのに、16年後に出すのがセミヌードじゃかっこ悪いと思って。出版社からはセミヌードで布ごしに透けているくらいでいいとは言われたんですが、ヘアヌードにしました。 ーー社長がヌードになることが会社へのマイナスになるとは考えなかったのですか。 小島 むしろプラスに働くと思いました。48歳で綺麗でいることは、うちの会社の美容ドリンクをずっと飲んでいるからですし、飲み続けた結果がどうなるか一番わかりやすいと思ったので。 ーー写真集を拝見しましたが、もちろん年齢から来る体型の変化があると思うのですが、非常に綺麗でした。 小島 48歳の綺麗を出したかったんです。若い子ってみんな綺麗なんですよ。弾けるような美しさがあるじゃないですか。でも、それを出したいわけじゃない。積み重ねた年輪を感じないものであれば、若い子やAIだっていいわけじゃないですか。 私の世代ってちょうど女性が変わってきちゃう年代。女性の閉経って50歳が平均で、それを前にして、これから先も女性でいられるかという思いがある。そういう年齢でヌードを出すからこそ意味があるのかなと思ってます。 高校時代は女子校だったんですが、仲のいい子たちのグループラインに「写真集を出したよ!」って送ると、みんな「すごいね!」って言ってくれて。みんな、すごい応援の声を送ってくれました。女性の方が見てくださって、頑張ろうと思ってくださったら嬉しいですね。
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