青森・大鰐町の16棟大規模火災 火元の製材所経営者ら2人を書類送検
青森朝日放送
2024年6月、青森県大鰐町で16棟が焼けた火災で、火元の製材所とその経営者ら2人が重過失失火などの疑いで書類送検されました。 書類送検されたのは、火元となった大鰐町の「新宅製材所」と、製材所を経営する男性会社役員(56)と男性従業員(59)です。 警察によりますと、火災発生前、従業員は産業廃棄物であるスギの皮と、灯油をしみこませた木くずをドラム缶に入れ燃やし、確認を怠ったため、火が建物に燃え移ったということです。 2人は容疑を認めていて、今回と同じ方法で日常的に産業廃棄物を処理していました。 会社役員は、「いつも焼却処分をしていた。火事になるかもしれないという認識はあった」と話しているということです。