レトロファン注目のXSR900GP!1か月で1000台を受注した大人気モデル開発者の思いとは
XSR900 GPとは
2023年7月にイギリスで初公開された「XSR900 DB40」。これをもとにミラノショーにて正式発表されたのが「XSR900GP」だ。ベースとなっている「XSR900」の搭載する888cc水冷DOHC3気筒エンジンはそのまま、往年のGPレーサーをモデルとしたハーフカウルをまとい、レプリカらしいアイコニックなディテールが注目を集めている。 レーシーなツートーンカラーや大型のスクリーン、別パーツのナックルガードは80'sの雰囲気そのままといっていいが、メカニズムは最先端のもの。6軸IMUによる精密な姿勢検知やトラクションコントロール、スライドコントロール、リフトコントロールといったライダー支援機能のほか、4種類のライディングモード、クルーズコントロールといった電子制御が満載。メーターは5インチフルカラーTFTモニタを採用し、アナログ風テーマを含む4種のテーマを選択できる。さらにブレンボ製マスターシリンダーを備え、ハンドルスイッチ、クラッチレバーといったインタフェースも新設計だ。 発売は2024年5月から始まり、価格は143万円となっている。
XSR900 GP[2024]主要諸元
・全長×全幅×全高:2,160×690×1,180mm ・ホイールベース:1,500mm ・シート高:835mm ・車重:200kg ・エンジン:水冷4ストローク並列3気筒DOHC4バルブ 888cc ・最高出力:120PS(88kW)/10,000rpm ・最大トルク:9.5kg-m(93.0Nm)/7,000rpm ・燃料タンク容量:14L ・変速機:6速 ・ブレーキ:F=ダブルディスク、R=ディスク ・タイヤ:F=120/70ZR17M/C、R=180/55ZR17M/C ・価格:143万円
Webikeプラス編集部