石川テレビ

他人の家に侵入したうえ覚せい剤を所持していたとして、石川県内の公立高校に勤務する教師が逮捕されました。 住居侵入の現行犯、また覚せい剤取締法違反の疑いで逮捕されたのは、金沢市に住む男性教師（55）です。警察によりますと容疑者はおととい金沢市内のアパートに玄関から侵入し、その部屋に住む40代男性に取り押さえられました。その後、駆けつけた警察官が身体検査を行い所持品を鑑定した結果、覚醒剤であると判明しました。容疑者と男性に面識はありませんでした。容疑者は住居侵入については認めていますが、覚醒剤の所持については「今は言いたくありません」と話しています。逮捕を受け容疑者が勤務する高校の校長は…。 校長： 同じ仕事仲間ですし、まさかというか、信じられない気持ちでいっぱいです。何事にも一生懸命取り組む教員でした また、逮捕前日は体調が悪そうだったという容疑者。 校長： 声掛けをしました、大丈夫か？と調子悪いんかい？と言ったらそんなことはないですと Q（逮捕が）次の日なんですが、その日学校には？ 校長： 朝早くに電話があって、私用で休ませてほしいとお休みの連絡が入っております。ですので出勤はしておりません 警察は犯行の動機など捜査を進めています。県教育委員会は午後5時半から臨時の校長会を開いて綱紀粛正を求めています。覚醒剤に関する容疑で県の教師が逮捕されたのは今回が初めてで、県教委は「教員の逮捕は極めて遺憾であり、事実関係を確認し、厳正に対処していく」としています。