小池知事定例会見4月28日(全文1)都電荒川線の愛称が決まる
新しい観光キャッチフレーズは「Tokyo Tokyo」
2点目が観光でございます。東京の魅力を海外に向けてアピールをするための新たなアイコンとキャッチフレーズが決まりましたので、お知らせをいたします。 今月7日にアイコンとキャッチフレーズの候補をそれぞれ3つ、発表いたしまして、パブリックコメントをお寄せいただきました。それらも参考にしながら最終案を検討していきたいということでございまして、その結果決定いたしましたのはこちらでございます。墨字の「Tokyo」、そして活字体のこの「Tokyo」。で、上に「Old meets New」ということで、これも訳さずに分かると思いますけれども、これを添えました。 そしてこのアイコンとキャッチフレーズは3つの候補のうちの1つでありまして、東京が持つ伝統と革新という魅力を、海外の方々に最も分かりやすく説明というか明確に伝えることができる、という点を重視したものでありまして、決定をいたしました。 伝統と革新というのは「& TOKYO」。例の、今、国内で使ってる「& TOKYO」を生み出すコンセプトの、それをベースにしたもので、ただし海外に分かりやすくしなければならないという、「& TOKYO」ということでは分かりにくいというようなご意見も多々ございましたもので、このような形で対外的なものとして「Tokyo Tokyo」という形にさせていただきました。もうこれ以上、説明要りませんので、東京ですっていうことです。 それからポイントは、アイコンのこの中央に落款を押しました。これ落款、赤いはんこで。これは見てお分かりのように渋谷のスクランブル交差点のイメージを伝えるという工夫をいたしました。で、この新しいアイコンによりまして、海外の方々が東京をすぐに思い起こすことのできるように磨き上げていきたいという考え方でございます。 前も申し上げたかもしれませんけれども、この渋谷のスクランブル交差点は私たちが意識する以上に海外の注目度は非常に高い。何もない、ただ交差点でありますけれども、あの交差点に行くことが東京に来た印のようになるぐらい、よく知られているところでございますので、それを活用したということでございます。これでこれから海外へのPRの展開、しっかりやっていきたいと考えております。