ドジャース・大谷翔平が術後最長となる70メートルの遠投 パドレス・松井裕樹と談笑する時間も
ナ・リーグ、地区シリーズ第2戦(ドジャース―パドレス、6日、ロサンゼルス)米大リーグ、ナ・リーグの地区シリーズ(5回戦制)第2戦の先発が発表され、ドジャースの大谷翔平投手(30)は「1番・DH」で出場する。大谷はこの日の試合前練習で投手リハビリの一環であるキャッチボールを行い、術後最長となる70メートルの距離で遠投をこなした。 【写真】ドジャース戦に観客乱入、ブラッド・ピット観戦でスタジアム内は騒然 2日ぶりにグラウンドでキャッチボールした大谷は徐々にスローイングの距離を伸ばし、中堅の深い位置から左翼ポール際まで投球。ポストシーズンでは登板しないが、来季の投手復帰に向け順調にステップを踏んでいる。パドレス・松井裕樹投手(28)と数分、談笑する姿もあった。 5日第1戦では二回にポストシーズン初本塁打となる3ランを放つなどチームの先勝に貢献した大谷。この日の試合前会見ではロバーツ監督が改めて大谷の才能をたたえ、「彼は地球上で最高の選手であるということを分かっていると思う。シーズンを通じ成長し、自分自身を取り戻した。彼のプレーを見るために世界中から人々が集まってくる」と打線やチーム全体に与えるインパクトを語っていた。