現役保育士に聞いた! 保育園の虫よけ対策や熱中症対策ってどうなってるの?
こんにちは!現役保育士のはるです。夏日の日もでてきましたが、子どもたちは元気いっぱい。半そで半ズボンで駆け回る季節がやってきました! 【日焼け止めを塗ってくれない保育園が8割以上!】現役保育士が明かす保育園の日焼け対策事情 前回コラムで保育園での紫外線対策についてお話させていただきました! 真夏に向けて紫外線対策と同じく気になるのが、保育園での虫よけ対策や熱中症対策。 子どもによっては虫刺されのあとをかきむしり、”とびひ”になってしまうことも。できればしっかり対策しておきたいと考えているママも多いのではないでしょうか。 今回は保育園の虫よけ対策や熱中症対策はどのようになっているのかをご紹介させていただきます。
虫よけって塗ることができるの?
虫よけの使用については保育園によっても考え方が様々。 実際にフォロワーさんにアンケートをとった結果は以下のようになりました。 子どもによって虫刺されの痕が大きく腫れてしまったり、蚊を媒介とする感染症もあるので、できれば対策してほしいなと思う保護者の方は多いと思います。 実際に娘も刺されると大きく腫れてしまい、心配に感じたことが多くありました。
保育園によって異なる!虫よけ対策とは?
保育園によって考え方が大きく異なる虫よけ対策。 私が実際に体験した保育園の事例をまとめてみました! <虫よけは一切NGの園> 虫よけの使用は一切NG、家庭からつけてくこともダメ、という園では、子どもがつける虫よけリングや虫刺されの痕を覆う虫パッチなども誤飲の原因になるので使用を禁止としている所が多いです。 これは虫よけが薬剤という認識があり、子どもによっては身体に合わないこともあるからという理由から。実際私も何が原因かはわかりませんが、シート式の虫よけが近くにあるとくしゃみが止まらないことがあります。 虫よけ対策としての薬は使えなくても、薄手の上着や長ズボンといった露出を防ぐことで対応していました。 <市販の虫よけを園で購入!対策を行う園> 事前に保護者に承諾書をもらい、市販の虫よけを保育園で購入して子どもたちに塗布してから散歩や戸外活動を行うという保育園もありました。 子どもたちが散歩前に一列に並んで、保育者が塗るので大変ではありましたが、子どもたちも慣れると自然と手足を出してくれるように。 虫に刺された痕には市販薬を塗って、保護者にはお迎え時にお伝えする。また、園庭に蚊取り線香を置いたり、乳児クラスではお昼寝時に蚊帳を使用したりしていました。 <子ども自身が管理して塗布できる園> 虫よけを家庭から持参して幼児クラスは自分で塗布(練習してきてもらう)、乳児クラスは保育者が塗布という保育園もありました。 家庭から持参になるので承諾書といった書類の必要はなく、虫よけ自体も保護者が選ぶことができるので、安心感はあるのではないでしょうか。とはいえ、子どもが自分で管理するので減りが早かったり、たまに忘れたり……ということはあるようでした。 <虫よけは家庭からのみの園> フォロワーさんのアンケートで最も多かったのが、園で塗ることはないが家から塗ってくることはOKという保育園。 また、虫に刺されると大きく腫れてしまうタイプのお子さんには、医師の診断書があれば虫よけに対応してくれるところも。