定年退職後「すぐに疲れる」ことが多く、運動不足を感じています。ゴルフやジムはレッスン料が高いし、ウォーキングくらいしかないですかね?
定年退職を迎えると身体を動かす機会が減り、運動不足を感じる方は多いのではないでしょうか。定年を迎えたシニアは特に、健康のためにも運動することをおすすめします。運動には運動不足の解消に伴い、さまざまなメリットがあるからです。 効果的な運動方法はジムへの入会や新しいスポーツを始めることですが、費用が懸念点になることも少なくありません。物価高などの影響で家計が圧迫されがちな昨今、可能な限り費用を抑えて運動したいと考える方も多いでしょう。 そこで、本記事ではお金がかからない運動方法やシニアが運動するメリット、運動する際の注意点などを解説します。運動不足の解消や運動方法に悩んでいる方は、参考にしてください。 ▼夫婦2人の老後、「生活費」はいくら必要? 年金額の平均をもとに必要な貯蓄額も解説
お金がかからない運動
代表例であるウォーキング以外にも、お金をかけずに楽しめる運動は数多くあります。ただし、完全無料でできる運動には限りがあるため、ある程度の出費は念頭に置いたほうが選択肢は広がります。 ある程度、お金をかけずに楽しめる運動の一例を以下にまとめました。 ・ウォーキング ・ヨガ・ストレッチ ・ラジオ体操 ・社交ダンス ・筋トレ ・軽めのエアロビクス ・水中ウォーキングを含めた水泳 エアロビクスや水泳、マシンを使った筋トレなどはフィットネスクラブを利用するケースが一般的です。確かな運動効果が期待できますが、懸念点は利用料金でしょう。しかし、近年では需要の増加に伴い、安価かつ多様なフィットネスクラブが増えています。 市区町村によってはシニアの健康促進を目的に、フィットネスクラブの利用料金に対して補助金を提供している場合も少なくありません。例えば千葉市の場合、期間内で利用回数の上限があるものの、自己負担額4000円で対象のフィットネスクラブを利用できます。 補助金の有無や金額、対象の施設などの詳細はおのおのの市区長町村によって異なるため、居住地の市区町村のホームページを確認してみてください。