写真はイメージ。

「For Love & Money 」は、読者の人間関係やお金の疑問に答えるBusiness Insiderのコラムだ。 今回の相談者は、息子が新しいガールフレンドに多額のお金を貢いでいることに頭を痛める母親だ。 コラムニストは、両親が優れたマネー習慣の良い側面を強調することが大事だと説く。 親愛なる For Love & Money 様 息子のことで相談です。息子が11歳の時に芝刈り事業を始めた時から、優れたマネー習慣を教えてきました。常に稼いだ一部は使っていいよと言いながらも、多くは両親が管理する 大学進学基金 に貯蓄させてきました。 しかし、長年自分で責任を持てるようになってきたので、徐々にお金の管理をすべて任せるようにしました。賢明な選択を下し、稼いだ所得の多くを貯蓄に回せることがわかったからです。 ところが6カ月ほど前に新しい彼女と付き合い始めてから様子が変わりました。彼女の家族はお金に奔放で、男性の役割について古臭い価値観を持っていました。息子がすべてを支払うと決め込んで娘を甘やかしているのです。 息子は彼女を愛していると思い、彼女といるうちにその家の呑気なライフスタイルに感化されてしまったようです。高級レストランに連れて行き、欲しがるならどんな高価な物でも買い与えています。 最初は月収をつぎ込むだけでした。それだけでも、貯蓄ができないという意味では十分悪いのですが、今では大学進学基金に手をつけるようになりました。私が問いただすと、彼女が計画しているようにローンを借りて大学に行くつもりだと言うのです。 そんなことをしたらどうなるのか話そうとしても、彼女の家を引き合いに耳を貸しません。17歳の子から見れば、浪費癖のあるライフスタイルでも何とかなると思ってしまうようです。 どうしたら彼女との関係を非難していると思わせずに、お金の使い方を正すことができるでしょうか？ 悩める母 より 親愛なる 悩める母 様 そのくらいの年頃の子どもを育てる親なら、こうした悩みは不思議ではありません。今は絶望しているかもしれませんが、息子さんは今まで学んできたマネースタイルと、自分に合うのは何かを試しているのだと覚えておけば、うまく対処できるでしょう。