globe“再始動”の可能性は? デビュー30周年を迎える2025年に電撃復活の実現度がめきめきと高まっているワケ
1995年8月9日に鮮烈デビューを飾った小室哲哉、KEIKO、マーク・パンサーによる3人組ユニット、globe。その後、小室とKEIKOの泥沼離婚劇があり、実質的に活動休止状態が続いているが、30周年となる来年に復活する可能性は充分。その理由を解説していきたい。 【画像】若かりし頃のKEIKOと小室が映るglobeのファーストアルバムジャケット
小室、KEIKOの元夫婦の雪解けは間近?
「(ゲストは)一番最初は小室哲哉さんにしますか(笑)」 5月6日のラジオでこう発言したのは、ほかの誰でもないKEIKOだった。 KEIKOとマーク・パンサーがレギュラー出演しているラジオ番組『JOY TO THE OITA+』(OBSラジオ)での一幕。KEIKOの地元・大分県で放送されたこの番組に、誰かゲストを呼びたいというトークの流れで、彼女から衝撃発言が飛び出したのだ。 小室の不倫スキャンダルがきっかけで2021年に離婚が成立した小室とKEIKO。 KEIKOは離婚当時、小室の言動に苦言を呈していたことから、心境に変化が起こっているのは明らかといえる。元夫婦の雪解けは間近なのではとも取れるこの言葉から、来年のglobe再始動を期待せずにはいられない。 ――ではここからは、globeの歩みとともに、小室とKEIKOの関係の変遷を振り返っておこう。 音楽プロデューサーの小室が、ラッパーのマーク、新人オーディションで選んだヴォーカルのKEIKOと組んだユニットがglobe。 1995年8月9日にシングル『Feel Like dance』でデビュー。ファーストアルバム『globe』は当時の日本記録となる450万枚を売り上げ、瞬く間にスターダムにのし上がる。 globeを結成した頃は、小室は自身がプロデュースしていた歌手、華原朋美と交際していたため、KEIKOとはあくまでユニット仲間だったが、小室と華原が破局してからその関係性に変化があったようで、2002年11月に二人は結婚した。
3度も起こった大事件…5億円詐欺、くも膜下出血、小室の不倫
globeはデビューから長年、日本を代表する音楽ユニットとして君臨していたのだが、大きな問題が3度も起きている。 2008年には、海外の音楽事業において数十億円単位の借金を負っていた小室が、5億円詐欺事件で逮捕。2011年には、KEIKOがくも膜下出血を発症して倒れ、長期休養に入ることに。そして2018年、小室と看護師女性との不倫が発覚。 この不倫スキャンダルで夫婦に決定的な亀裂が入り、3年近くの別居期間を経て、2021年2月に離婚が成立。約19年の結婚生活にピリオドが打たれたのだ。 2018年に小室が不倫の釈明会見を開いた際、高次脳機能障害を患ったKEIKOについて、「小学4年向けの漢字ドリルをやっている」、「大人の女性としてのコミュニケーションができなくなった」などと言い、それが不倫に走ってしまった一因かのように語っていた。 だが離婚成立後にKEIKOはインタビューに応え、それらの小室の発言の多くが虚偽であったことを暴露し、嫌悪感をあらわにしていたため、globe再始動は事実上不可能と思われていた。
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