【陸上】ベルリンマラソン50回記念大会にパリ五輪マラソン補欠・細田あい、松田瑞生、池田耀平、浦野雄平らが出場
ワールドマラソンメジャーズのベルリン・マラソンは9月29日、第50回大会が行われる。そのスタートリストが発表され、女子ではパリ五輪代表補欠の細田あい(エディオン)、世界選手権2大会連続出場の松田瑞生(ダイハツ)が名を連ねた。 パリ五輪女子マラソン補欠・細田あいが10000m日本人トップ!32分18秒02で復帰レース好走/中国実業団 3月の名古屋ウィメンズマラソンを左内側広筋筋膜炎によるコンディション不良で欠場して以降、これが復帰レース。レベッカには及ばなかったが、しっかりとまとめるレースを見せた。 細田は昨年10月15日のパリ五輪マラソン代表選考レース「マラソングランドチャンピオンシップ(MGC)」で3位に入り、五輪切符に近づいた。だが、1月の大阪国際女子マラソンで前田穂南(天満屋)が2時間18分59秒の日本新を樹立し、MGCファイナルチャレンジ派遣設定(2時間21分41秒)を突破。さらに自身が名古屋ウィメンズを左内側広筋筋膜炎によるコンディション不良で欠場したことで、五輪代表内定はつかめなかった。 その後、五輪の補欠として準備を進め、6月の函館ハーフでは1時間9分31秒で優勝。MGC以来のマラソンに挑む。 松田も昨年8月のブダペスト世界選手権(13位)のあと、MGCを回避して臨んだ今年1月の大阪国際以来のマラソン。この時は3位にとどまって悲願の五輪初出場を逃し、集大成を示唆していたが、再びスタートラインに立つ。 男子は2時間6分53秒を持つ池田耀平(Kao)をはじめ、聞谷賢人(トヨタ紡織)、浦野雄平(富士通)、田村友佑(黒崎播磨)、田中秀幸(トヨタ自動車)がエントリーしている。 海外勢では、男子は2時間3分54秒を持つタデッセ・タケレ(エチオピア)、ハーフマラソン元世界記録保持者のキビウォト・カンディエ(ケニア)、女子は2時間16分07秒のティギスト・ケテマ(エチオピア)を筆頭に女子1500m元世界記録保持者のゲンゼベ・ディババ(エチオピア)らが出場する。 レースは日本時間9月29日16時15分にスタートする。
月陸編集部