被災地復興のあり方、住民が議論 県のプランに反映目指す、珠洲市
石川県は6日、能登半島地震からの復旧・復興計画について被災者同士が議論するワークショップ「のと未来トーク」を同県珠洲市の県立飯田高校で開いた。地域単位での計画作成を求める意見などが寄せられた。5月中に取りまとめる計画に反映させるとしている。 ワークショップには、珠洲市の住民ら約60人と、県の有識者会議の委員が参加。県が3月に公表した計画の骨子のテーマごとにグループに分かれて議論し、集約した意見を発表した。 同県白山市に2次避難している珠洲市の高校3年中川優月さん(17)は「被災者がネガティブな気持ちになっているので、前向きになれるような復興計画を望む」と話した。