移動できるサウナって何? けん引式サウナ「BURROW mini」を体験してみた。
近年、キャンプやグランピングなどのアウトドア体験をさらに充実させるため「アウトドアサウナ」が注目されている。そんなアウトドアサウナの中から、クルマでキャンプや車中泊に行くときにオススメの“けん引式”サウナ「BURROW mini(バロウミニ)」を体験してきた。 【画像たっぷり】けん引できるサウナの全貌!内観などを写真でチェック(全28枚)
テントサウナにバレルサウナ。世はアウトドアサウナ時代?
クルマに乗ってキャンプに出かけ、自然の中で食事をしたり、テントを張ってゆっくり休んだり、自由な時間を楽しむことは、忙しい毎日で疲れた僕らの体とこころをリフレッシュさせてくれる。 近年、そんなキャンプ体験をさらに充実させるため「アウトドアサウナ」が注目されているのをご存知だろうか。テントサウナを持参して楽しんだり、バレルサウナ(樽型サウナ)が併設された施設を選んだり、場所によってはサウナで汗をかいて、目の前の湖にバッシャーンなんて夢のような施設もあるらしい。 でも、どうせなら「自分だけのサウナが欲しい!」「マイサウナと一緒にキャンプに行きたい! 」そんな妄想を抱いている人も多いのではないだろうか。そんなサウナー&アウトドア好きにピッタリの“けん引式”バレルサウナがあると聞き、茨城までクルマを走らせ体験してきた。
けん引式バレルサウナ「BURROW mini(バロウミニ)」とは
そのサウナの名前は「BURROW mini(バロウミニ)」。専用に開発されたシャシーとバレルサウナを組み合わせることで、トレーラーサウナとして普通車でけん引することができる(要けん引免許)。いわば“移動できるマイサウナ”。 「BURROW mini」は、タイニーハウス(小屋)とバレルサウナのブランド「BURROW」の小さめサイズ。全長が1,500mm、2,000mm、3,000mmの3タイプがラインナップされている。 将棋盤や碁盤の国内トップシェアを誇る木材のプロ「茨城木工」が手掛けているので、その品質は折り紙つき。材料となるヒノキやサーモウッドの選定、高い強度と見た目の美しさを両立する継手や鎧張りといった伝統技術など、職人の細かなこだわりによって作られている。 BURROWの外観はスタイリッシュ。大きなガラスの入った扉や、ロゴのくり抜かれたポーチライトが印象的だ。外部塗装はブラウンかブラックで選択することができる。 サウナを温めるストーブは、薪ストーブと電気ストーブから選択可能(薪ストーブは全長2,000mm以上から)。室内ベンチの高さ変更やテレビ台の設置、窓の増設など、オーナーに合わせてさまざまなカスタマイズが可能なのだとか。 ただ単にマイサウナを手に入れられるだけでも嬉しいのに、自分好みにカスタムできるなんて最高だ。