石川奈青(右)に雪辱を果たした田中きずな(左)

10月14日東京・渋谷区スポーツセンターで「MARIGOLD Fantastic Adventure2024」が開催、田中きずなvs石川奈青のシングル対決が行われた。 石川はシングル3連戦中、12日京都で林下詩美に敗れ、13日静岡で桜井麻衣に敗れた。10月24日後楽園の高橋奈七永戦に向けて3連敗は避けたいところ。 対する田中きずなは、今年2月22日プロミネンスの新木場大会で石川に敗れている。雪辱戦となるシングルマッチ、DREAM☆STAR GP2024を経験し成長した姿を石川に見せつけたい。

なりふり構わず勝ちに行った石川奈青

試合は腕の取り合いからスタート。石川はヘッドロック、サーフボード・ストレッチときずなを攻める。きずながボディスラムで持ち上げようとするが、逆に石川がボディスラムできずなを叩きつけ逆エビ固め。ダブルアーム・スープレックスできずなを投げ捨てた石川はエルボー合戦。 きずなはランニング・ネックブリーカーでペースを握りRe:Dreamを狙うが、石川はタチアガールで切り返し水車落とし、N.A.Oで叩きつけるが、きずなは2カウントで返す。 きずなはスピンキックから、中腰の石川の顔面にランニング・ニー。最後は母・府川唯未さんの必殺技・サブマリーナ・スープレックス（リストクラッチ式フィッシャーマンズ・スープレックス）が決まり3カウント。きずなが雪辱を果たした。

10月24日後楽園、弓月と組んでミライサクのツインスター王座に挑戦する田中きずな

バックステージで石川は「あっ～なんで勝てない！3連戦3連敗！なんで、今日も…油断してたとかじゃなくて最初から決めに行くつもりでやったんですけど、なんで勝てないんですか？！ホントにこの悔しい気持ち、全部24日の高橋奈七永戦に、パッションを証明するためにぶつけたいと思います！」とコメント。 一方、きずなは「私は移籍前に1度奈青さんとシングルをやらせていただいたんですけど、そのときは完敗。ここに来たからには、あのときのままの私じゃダメだし、成長したことのを証明するためにも勝ちたかった相手だったので、今日勝てたことがすごく嬉しいです」と石川とのシングルを振り返りながら、10月24日後楽園でのタイトル戦にも言及。「今月24日に後楽園で弓月とタッグのタイトルマッチが決まっています。弓月はたくさん結果を残したりしている中で、パートナーの私が足を引っ張っていることを痛感している。堂々と自信を持って弓月の隣に立って、必ず2人でツインスターのベルトを巻いてみせます！」とタイトルマッチに向けて熱い想いを吐き出した。