C・パレス所属のサッカー日本代表MF鎌田大地、一発退場後に人種差別被害を受ける。クラブが声明「最も強力な措置を講じる」
イングランド・プレミアリーグ第11節、クリスタル・パレス対フラムの試合が現地時間9日に行われた。サッカー日本代表MF鎌田大地が所属するパレスは、フラムに0-2で破れている。この試合で痛恨の一発退場となってしまった鎌田大地が試合中に人種差別被害にあったこと、そしてクラブ公式がこの事件に対する対応を発表している。 【動画】鎌田大地の一発退場シーンがこれ… フラムとの試合で先発出場を果たした鎌田。しかし、76分、鎌田が相手選手に足裏でタックルする形となり、一発退場となってしまうアクシデントが発生した。結局、数的不利に陥ったC・パレスは、ホームでの試合を0-2で落としてしまう。 英メディア『Mirror』によると、退場処分を受けてピッチを去ろうとしていた鎌田が、サポーターから人種差別被害を受けたという。クリスタル・パレスは鎌田の人種差別被害事件について、公式サイトで次のような声明を出している。 「鎌田大地選手がフラム戦中に人種差別を受けたとの報告を受けており、その疑惑について調査中だ。当クラブはいかなる形態の虐待に対しても一切容認しない方針をとっており、加害者として特定された者に対しては可能な限り最も強力な措置を講じる」
フットボールチャンネル編集部