【ホラー漫画】多摩川に浮かぶ頭…?背筋が凍る、通勤電車から見る景色に違和感【作者に聞く】
いつもの車窓、多摩川にかかる陸橋を電車が通過したとき、川の中から一瞬だけ人の頭が見えたら…?zinbei(@tz036)さんのホラー漫画「多摩川三篇」を紹介しよう。いずれも多摩川をテーマにした奇妙な話を描いている。 【漫画】本編を読む ■多摩川のど真ん中に頭が浮いている? いつもと変わらない通勤電車からの景色の中、ふと多摩川に目をやると、そこには人の頭が浮いている。それから毎日、通勤の時も退勤のときも目に入るようになり、気になって仕方がなくなった。そこで彼女は真相を突き止めるために河川敷へ行ってみるのだが、近くへ行ってみると頭と目が合って……。 毎日乗っている電車。日常的に見える景色に異変が起きたら、アナタはどうする? 想像力がかき立てられ、寒気がするような作品である。本作を描いたきっかけや世界観などについて、作者のzinbeiさんに話を聞いた。 ■雑木林の中という未知性の雰囲気にこだわった 通勤電車からの車窓は会社員時代に実際に見ていたもので、毎日見ている風景に異常を演出し、「雑木林の中という未知性の雰囲気にもこだわりました」と、読み手の想像力にどう訴えかけるのかを大切にしたのだそう。 他にも5.1万いいねがつき大注目されている単行本「酒と鬼は二合まで」について、「原作者である羽柴さんと連載してきたのですが、ここまでの反響に2人で大喜びしています」とうれしそうに語っていた。 応援してくれる読者に対しては、「商業・自主制作問わず、これからもおもしろい漫画制作に励んでまいります」と意気込みを語ってくれた。 取材協力:zinbei(@tz036)