福島第一原発2号機の「燃料デブリ」事故後初めて敷地外へ…日本原子力研究開発機構の大洗研究所に搬入
FNNプライムオンライン
福島第一原発2号機で取り出された燃料デブリが、事故後初めて敷地の外へ運び出されました。 12日に福島第一原発から運び出されたのは、原発の事故で溶け落ちた燃料などが冷えて固まった燃料デブリです。 重さ0.7グラムで、2号機から試験的に取り出されたものです。 強い放射線に耐えられる容器に入れられ、約5時間かけて茨城県の日本原子力研究開発機構の大洗研究所へ運び込まれました。 燃料デブリが原発の敷地の外へ運び出されたのは、2011年の事故後初めてです。 今後、燃料デブリに含まれる物質から事故が起きた時の状況などを推定し、880トンあると推計される燃料デブリの本格的な取り出しにつなげる計画です。
福島テレビ