全国99自治体の市長ら 万博「リング」を視察 「にぎわいをそれぞれの地域に」
来年の万博で地域の魅力発信を目指す「万博首長連合」は26日、会場を訪問し、建設中の「大屋根(リング)」を視察しました。 「万博首長連合」は、全国の自治体が参加できる団体で、664の自治体が加入しています。 万博に来た人が日本の各地域にも訪れ、賑わいを創出することを目指しています。 26日の視察に参加したのは、北海道から九州まで99の自治体の市長らで、建設会社の担当者から工事の進捗状況について説明を受け、万博への機運を高めました。 首長連合の澤井宏文会長(大阪府松原市長)は、「直接自分たちの目で見ることで、それぞれにもっと発信できると思う。このネットワークを活かして万博のにぎわいをそれぞれの地域にもっていきたい」と意気込みました。 視察の終了後は藤井寺市で、万博に参加する19か国の代表者らとの交流会が開催されました。 自見英子万博担当大臣も参加し、都市間交流が万博の醍醐味の一つだとして、「それぞれの自治体のファンをこの機会に増やしていただきたい」と話しました。
ABCテレビ