ニシノデイジー電撃引退、種牡馬入り!西山茂行オーナー発表「このマニアックな血統を次世代に」
21日の中山大障害で2年ぶり2度目の勝利を果たしたニシノデイジー(牡8、高木)の現役引退が決まった。22日、西山茂行オーナーが自身のブログで発表した。今後は種牡馬になる予定。 【写真】ニシノデイジーが血をつなげる!西山牧場が産んだ最高傑作 西山オーナーは「現在8歳。年明けて9歳。 西山牧場が産んだ最高傑作のセイウンスカイの血を繋げるのはこの馬しかいません。 西山牧場を救った桜花賞馬ニシノフラワーのクロスを作れる馬はこの馬しかいません。 ついでで申し訳ないけどハービンジャーの後継種牡馬もこいつしかいないようです。 表向きは、中山大障害2勝、昨日あれだけのパフォーマンスを見せてまだまだやれそうですが、(血を繋ぐ)のもサラブレッドの宿命です。 このマニアックな血統を次世代に残しておこう、この子たちがターフをにぎわすまで西山茂行が責任持って見届けよう。 と思い決めました」とつづっている。 同馬は父ハービンジャー、母ニシノヒナギク、祖母の父がセイウンスカイ、祖母の母がニシノフラワーという血統。18年夏に函館でデビュー(2着)し、札幌2歳S、東スポ杯2歳Sを制覇。19年には皐月賞、ダービー、菊花賞の3冠を完走した。22年5月に障害競走に転向し、4戦目の同年中山大障害でJ・G1初制覇。昨年は2着に敗れたが、21日に中山大障害2勝目を挙げていた。