「トクリュウ」による詐欺事件の検挙 マッチングアプリで50代男性から約450万円を詐取か=静岡県警
2021年10月から2022年10月までの間、静岡県中部地区に住む50代の男性から、総額約450万円をだまし取ったとして、別件を含む事件で既に逮捕されている無職の男(34)ら4人を新たな詐欺事件で、検挙したことが分かりました。 検挙されたのは、主犯格の東京都大田区に住む無職の男(34)、キャストの東京都新宿区に住む無職の女(27)、ブロック長の東京都港区に住む無職の男(32)、キャストの東京都新宿区に住む風俗店従業員の女(27)の4人です。 警察によりますと、4人らは共謀して、2021年10月から2022年10月の間、マッチングアプリに架空の名前で登録。その後「打ち子」も担う主犯格の男などが女性になりすまし、女性との交際と求める男性とメールなどで「体の関係だけの男に借金があって返さないと、あなたとは付き合えない」「生活費も足りなくて40万円くらい必要」などを嘘を言い「キャスト」と呼ばれる女などが直接会って話をするなどして、男性を信じ込ませたということです。 その後も、メールで「妹が工事に遭い、弁護士費用、入院費、治療費が必要」「今から闇金で借りてきます」「余裕を持って132万円くらいです」などと嘘をつき、現金の手渡し、電子マネーの送金などで合計7件、総額約450万円をだまし取ったとみられています。 警察は「トクリュウ」グループの詐欺事件として捜査を続け、検挙解決に至ったということです。
静岡放送