【徹底解説】自動車業界とは?|将来性や注目テーマ、志望動機の書き方、文理別の例文も紹介
自動車業界の志望動機の書き方と例文
志望動機の構成と、自動車業界の志望動機を書く際のポイント、例文を紹介します。 ■志望動機の構成 志望動機の構成は以下を参考にしましょう。 1:結論(志望した理由) 2:背景(根拠となるエピソード) 3:意気込み(入社後の活躍・貢献) 書き出しとなる結論では、自動車業界や応募企業を志望した理由を端的に伝えましょう。背景では、根拠となるエピソードを具体的に伝え、説得力を持たせることが大事です。最後に、入社後にどのような活躍・貢献がしたいか、意気込みを伝えると良いでしょう。 ■自動車業界の志望動機の書き方のポイント 自動車に対する興味や熱意、ものづくりに対する思いなどをしっかりと伝えることがポイントです。自動車は人命にかかわる製品でもあるため、特に、自動車メーカーには、ものづくりにおける厳しい基準をクリアすることが求められます。 現場においてもシビアさが求められますし、高い技術や知識を身につけるためにコツコツと学び続けていく忍耐力なども必要です。そのため、自動車を通じてものづくりに向き合い続けられるだけの思いを持つ人材であることが重視されます。 また、自動車産業はグローバル産業でもあるため、世界で活躍・貢献したい思い、挑戦していきたい姿勢、日本のものづくりを支えていく使命感などを伝えるのも良いでしょう。職種に関しては総合職採用を行う企業が多いので、職種を限定して理解を深めるよりも、業界全体についてどのような大変さがあり、やりがいがあるのかを理解していることが大事でしょう。 ■自動車業界の志望動機の例文【文理別】 志望動機の例文を文理別に紹介するので、自分らしい志望動機を書く際の参考にしてみましょう。 ▶【文系】完成車メーカーの志望動機 多くの仲間と力を合わせ、ゼロから一つのものを作り上げ、海外と戦っていきたいと考え、貴社を志望いたしました。 私は大学で国際社会学を学び、ゼミ長として○○という論文を手がけました。ほかのゼミとも連携し、○○の取り組みについて韓国現地でフィールド調査も行いました。その際、国際化戦略において日本は後れを取っていると感じ、世界の広さを実感すると同時に、日本独自の細やかなこだわりの素晴らしさも実感し、それがちゃんと伝わっていないことを悔しく思いました。 海外の世界に飛び込んで、多くの仲間と一緒にゼロから一つのものを作っていくことに大きなモチベーションを感じたこの経験から、日本のものづくりや考え方の素晴らしさを新しい角度で世界に広めていきたいと考えました。変化を恐れず、海外で新しい挑戦を続けながらも、ものづくりの根本にある姿勢を大切にし続けている貴社で、この思いを実現していきたいと考えています。 ▶【理系】自動車部品メーカーの志望動機 世界における自動車の安全性を高めることに技術の側面から貢献したいと考え、貴社を志望いたしました。 父が工作機械の製造に携わっていることからものづくりに興味を持ち、大学では機械工学を専攻し、チームで〇〇の研究にも取り組んでいます。貴社の△△という技術には、部品を作る工程に××を取り入れるこだわりや、チーム連携で生産体制を効率化する工夫があると知り、そこに共感しました。貴社は、自動車部品の量産技術においても精密性を追求し、より安全な自動車の製造を世界中で支えている上、自動運転技術に必要な部品なども手がけているため、強く引かれております。地方で暮らす祖父が免許を返納したことで、これからの時代には自動運転技術が重要であることも強く実感しており、日本をはじめ、世界中の自動車の安全性を高めることに携わりたいと考えました。 新たな技術に取り組み続けている貴社で、技術力を高めながら貢献していけたらと思います。