俳優・玉木 宏 × 落語家・瀧川鯉斗。ふたりの深い関係とは?
── 柔術はフィジカルを競うというよりも思考を競うと言われていますよね。 鯉斗 だから練習終わりは、カラダだけじゃなく頭もスッキリするんですよ。 玉木 それはあるね。 ── 玉木さんは世界大会にも出場されるほどの実力とか。 玉木 いやいや、エントリー自体は誰でもできるので。ただ、大会に出るとなるとモチベーションが上がりますから。 鯉斗 僕も2年後くらいには世界大会に出たいと思ってます。世界大会に向けて国内の大会に出場して経験値を上げていきたいですね。
── 鯉斗さんは柔術をはじめてから、体型がガラリと変わりましたね。 鯉斗 かなり絞りました。落語の世界はお酒を飲む機会がとても多く、私の師匠はお酒が大好きですから前座時代は朝まで付き合う事も多かった気がしますね(笑)。真打になってからは自分の時間ができたので生活リズムを自分のペースにしていたのですが、年齢とともに贅沢なお肉がつくように(笑)。柔術に出会ってからはその辺りの生活リズムや考え方も、玉木さんに教えていただいています。 玉木 すっかり健康的になったと思うよ。以前のような習慣だと、カラダ壊していたかも。 鯉斗 本当ですね! 玉木さんから減量メニューをたくさん教えていただきましたから。ただ、体を絞ったら着物のサイズが変わってしまい、新たに買い直したりして(笑)。 玉木 なるほど(笑)。それは困るね。
出会いによって一変したライフスタイルに満足
── ふたりでお酒を飲むことも多いそうで。 玉木 僕の従兄弟も含めて飲むことが多いんですが、その従兄弟が結構呑むんです。そしたら鯉斗くんもそれに付き合って飲みはじめるので(笑)。あれは、やめた方がいいよ。 鯉斗 そうですね。これからはできるだけ断るようにします。 玉木 酔うとカラオケのマイクずっと離さないし(笑)。 ── 玉木さんはお酒強いんですか? 玉木 強い方ですけど、あまり飲まないようにしてます。もう子どももいますし、あまり無茶なことはしないようにブレーキをかけています。 鯉斗 家族旅行に一緒に連れて行ってもらうことがあるんですけど、玉木さんってすごく家庭を大事にされているんです。そういう部分を見習いたいといつも思っています。