欧州日本人が飛躍…プレミアでも「活躍できる」 移籍推奨の代表戦士に海外注目「成長している」
セルティックOB、日本代表3選手のプレミア入りを太鼓判
国際Aマッチ105試合に出場して8得点を挙げている元ブルガリア代表MFスティリアン・ペトロフ氏は、現役時代にスコットランド1部セルティックとイングランド1部アストン・ビラでプレーした。現在、イングランド・プレミアリーグが旺盛を極めるなかで、セルティックの5選手の獲得をアストン・ビラに勧めている。英メディア「Birmingham World」が報じた。 【一覧リスト】日本が「世界13位」 “ドイツ超え”最新ランキング「言葉を失った」 セルティックとアストン・ビラで公式戦合計523試合に出場したペトロフ氏は、急性骨髄性白血病で2013年に現役を引退した。セルティック時代には元日本代表MF中村俊輔氏ともチームメイトだったペトロフ氏は、セルティックからアストン・ビラに5選手の獲得を勧めた。 ペトロフ氏は「まずアリスター・ジョンストン。そして中盤で素晴らしい働きをするカラム・マクレガーもいる」と言い、ここから日本代表の3選手を挙げた。「前田(大然)のプレーぶり、彼のエネルギーはほとんどのチームが求めるものだ。(古橋)亨梧のプレーも良い。彼の動きはとてもポジティブだ。旗手(怜央)は本当に成長していて、どんどん強くなり、ゴールを決めている。彼はボックス・トゥ・ボックスのMFであり、今はあまりこういう選手を見かけない。彼らの多くは、ビラでも活躍できるだろう」と、イングランドでの活躍にも太鼓判を押した。 この両チームは、来年1月にUEFAチャンピオンズリーグ(CL)で対戦する。「2人の偉大な監督が率いるチームの試合であり、攻撃的な2チームによる試合だ。活かせるスペースがたくさんあり、スピードがあって、優れた技術を持つ選手がたくさんいるから、素晴らしい試合になるだろう。本当に楽しみだ」と、ペトロフ氏は約2か月後に予定されている古巣2クラブの直接対決について語った。 1月に入れば、欧州の移籍市場も開いている。ペトロフ氏の進言には日本人選手も含まれるなか、今冬にプレミアリーグへと移籍する選手は果たして現れるだろうか。
FOOTBALL ZONE編集部