そろそろ届く「固定資産税」の納付書。年金生活になっても税金額は変わらない?
固定資産税を支払えないとどうなる?
固定資産税を納めないと、延滞金が発生するおそれがあります。なぜなら期限内に税金を納めている方との公平性を保つためです。 延滞金は、延滞した期間や年度などに応じて割合が変わります。東京都主税局によると、延滞金の割合は表1の通りです。 表1
※東京都主税局 「<税金の支払い> 延滞金について」を基に筆者作成 延滞金は1ヶ月を経過する日までの日数と、1ヶ月を経過した日以降の日数でそれぞれ計算します。 日数が増えれば増えた分だけ支払う金額も増加するため、できるだけ早く固定資産税を納めるようにしましょう。 また、延滞金も支払わないまま放置すると、最終的に差し押さえの措置を受ける可能性もあるため注意が必要です。
固定資産税の支払いも考慮した貯金計画が大切
固定資産税は、住宅や土地に対して課される税金です。固定資産の所有者が納める必要があるため、定年後や収入の有無は支払い義務に関係ありません。 たとえ収入や貯金が少なくても、固定資産を保有していれば納める必要があります。 もし固定資産税を納めないと、税金に加えて延滞金の支払いも必要です。 老後の貯金計画は税金の支払いも考慮しておかないと、税金を支払えなくなる可能性も少なくありません。余分な支払いを防ぐためにも、老後は固定資産税も考慮して余裕を持った金額を貯めておきましょう。 出典 総務省 固定資産税 東京都主税局 <税金の支払い> 延滞金について 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部