「今までの概念を変えた」青木宣親氏が大谷翔平に“あっぱれ”DHで史上初「50-50」&世界一達成
今季限りで現役を引退した元ヤクルトの青木宣親氏(42)が3日放送のTBS系「サンデーモーニング」(日曜前8・00)に出演。ドジャース・大谷翔平投手(30)に言及した。 番組ではドジャースが4年ぶりに世界一に輝いたワールドシリーズを紹介。青木氏はヤンキースとドジャース、明暗が分かれた点について「フリーマンですね。彼、息子さんも病気して、そんな中で戦っていたところもあったので、しかもホームランを連発してましたからね。MVPですし、彼の活躍なしではドジャース世界一はなかった」と振り返った。 そして、第5戦でフライを落球したヤンキース・ジャッジについては「ジャッジ選手がエラーするところを見たことがなかったので、ワールドシリーズの大事な局面でやるってことは、何かドジャースに流れがいくようなのがあったのかなって感じますよね」と勝敗の分岐点となったと語った。 また、今季159試合で打率・310、54本塁打(リーグ1位)、130打点(リーグ1位)、59盗塁で打撃2冠、史上初の50本塁打、50盗塁での「50-50」を達成した大谷については「そもそもDHで盗塁を59個すること自体、今までの概念を変えましたよね。二刀流もそうだけど、DHでこれだけ盗塁できるってこともまたすごさを自分たちに見せてくれた」と称賛した。 ワールドシリーズ第2戦で左肩を亜脱臼したこともあり「やっぱり、しっかりスイングできてなかったですよね。ヒットは打ちましたけど、ホームランとか強振するのは難しかった」としつつ「けど、打った打たないじゃなくてドジャースが世界一になること。これが大谷選手がやりたかったこと。“あっぱれ”ですね」と自身の成績よりもチームの世界一を望んでいただろうとし“あっぱれ”を送った。