「ヤンキースキラー」のブルージェイズ・菊池雄星 新たな勝利の儀式は高級ウイスキー「山崎」で乾杯
ブルージェイズの菊池雄星投手が16日(日本時間17日)、本拠のヤンキース戦に先発。6回を4安打1失点、8個の三振を奪って4試合目で今季初勝利を挙げた。防御率は2・08になった。 ブ軍のクラブハウスで、今季新たな“儀式”がスタートしたことを15日(同16日)、MLB.comが報じた。それは菊池が自身先発日の試合が勝利した時に、日本の高級ウイスキー「山崎」をチームメートにふるまうというもの。前々回の登板となった5日(同6日)の敵地でのヤンキース戦は、6回途中まで投げ、4安打2四球を許したが、無失点で降板した。菊池に勝ち星は付かなかったが、終盤に3点を入れたチームは勝利した。 その日の試合後、菊池はロッカーに忍ばせていた「山崎」を出して、希望者に少しずつふるまったという。「(山崎は)少し高いけど、僕は気にせず買います。願わくばあと数勝して、買い続けられれば」と菊池は番記者に話している。ウイスキーを口にした、マリナーズ時代の19、20年も同僚のD・ボーゲルバック内野手は「これまで飲んだことなかったけど、ホントに、ホントにおいしかった」と喜んだという。 記事の中では、菊池の趣味が読書であることも紹介。年間200冊以上を読んでおり、番記者は今オフ3年契約が切れる菊池の再契約をブ軍が狙うなら「書斎を動かす必要はない(引っ越しは必要ない)」が一番の口説き文句になるとしている。 菊池はこれで対ヤ軍、今季2試合、計11回1/3を1失点と、キラーぶりを発揮。今後の「山崎」の減り具合にも注目だ。
報知新聞社