今季3勝目に王手をかけた川﨑春花。そして上位争いをする森田遥と渡邉彩香のプレーをプロがどう見たか? 「CAT Ladies」2日目をレポート
今季3勝目を狙う川﨑春花は「タッチに集中して」
暑さの影響でグリーンスピードの遅かった「大東建託・いい部屋ネットレディス」で優勝した川﨑春花選手は「上手く合わせられないホールもあるので、タッチに集中してパットしてます」と好調なドライバーショットでフェアウェイからグリーンに乗せ、5~6メートルのパットを次々に決めていきました。 間近2戦は予選落ちでしたが「ショットは悪くなかったが、パットが全然入らなかった」といい、やはりパットがカギになっているようです。目の前の一打に集中し、7月に2戦連続優勝を挙げている川﨑選手が3打のリードを持って、今季3勝目を狙います。
渡邉彩香は新スペックのドライバーとパターを投入
もう一人、今週からパターを替えて5アンダー4位タイに位置するのは渡邉彩香選手。先週からドライバーのヘッドをブリヂストン「Bリミテッド B1LS」の9.5度のロフトをネック調整機能で少し立てて、シャフトはグラファイトデザイン「ツアーAD DI」の6Xにしたところ飛距離が戻り、気持ちよく振れるようになったといいます。
復調したドライバーショットのおかげで、フェアウェイキープができなくても短い番手で打てる飛距離が戻って来たことと、今週から投入したオデッセイ「トライビーム ダブルワイド センター」の効果で、5連続バーディを含む8バーディ2ボギーの6アンダーというビッグスコアを生み出したようです。 明日もスコアの伸ばし合いの展開になりそうです。フェアウェイからピンを狙いパットを決めスコアを伸ばす優勝を手にする選手は誰になるでしょうか。明日も現地からのレポートをお届けします。
プロゴルファー・中村修