待望のSGデビューを控えている永田啓二が好気配/ボートレース福岡
ボートレース福岡の6日間シリーズ「公営レーシングプレス杯」が12日に開幕する。デイレースに切り替わって2節目。初日12R「ドリームレース」1号艇に上艇予定だった寺田祥の欠場は残念だが、それでも粒揃いのメンバーが集まった。 寺田の欠場によって、繰り上がりでドリームレース1号艇となったのは中澤和志。手にしたのは前操者の下河雅史が悪くない動きを見せていた34号機だが、「がっつり下がるようなことはないけど、足は大したことなかった。起こしもムラがあって微妙。前検としてはもうひとつ」と気配はひと息。どこまで立て直せるかがポイントになりそうだ。 ドリーム組で気配が良かったのは地元の永田啓二。次走は戸田のSGダービーで、待望のSGデビューを控えている。44号機は機歴的には目立たないものの、「試運転から余裕があるし、特訓でも伸びは悪くなかった。起こしもちゃんと起きるし、問題ない。前検としては十分です」と合格点をつけていた。 今節のエンジンは全体的に低調機が多め。Aランク機は2基で、沖島広和が74号機、当地初参戦の鈴木孝明が43号機を引いている。注目は良機シリーズでも上位に分類される43号機を引いた鈴木孝。「エンジンには力がありますね。回り過ぎで乗りづらさがあるけど、うまく解消できれば良くなりそうな感じがします」と好感触を口にしていた。 他では32号機・深山祐二、48号機・齊藤仁、75号機・泥谷一毅、71号機・幸野史明、54号機・西尾亮輔、21号機・堤啓輔、41号機・宗行治哉、22号機・宮村勇哉、60号機・松本怜、35号機・丸山祐也あたりアドバンテージあり。また、前検一番時計は松本が6秒80をマークしている。
マクール