【兵庫・斎藤知事】『激昂は日常茶飯事で主要な職員は経験があるはず』死亡した元県民局長が残した陳述書の内容 パワハラ・おねだり・パー券購入依頼...知事めぐる“7つの疑惑”
「自宅は贈答品で山積み」 知事の“おねだり”疑惑
次に、斎藤知事の“おねだり”疑惑についてです。元県民局長が残した、斎藤知事が自身の発言だと認めた音声データも、19日の百条委員会で資料として採用されました。 そこには「ワインをちょっとまだ 私は飲んでいないので ぜひまた」「この間はイチゴ、ジャム、塩はあれですけど また折を見て よろしくお願いします」といった音声が記録されていました。 また、元県民局の告発文の中には、例えば「高級コーヒーメーカー」や「ロードバイク」、「ゴルフのアイアンセット」など、知事は色々な場所で色々なものをもらっていて、知事の自宅は贈答品で山積みになっていたということが書かれていました。 こういった“贈答品”に関するルールについて、兵庫県人事課によりますと、「一般職向けに『贈答品を受け取らないように』という通知は出しているが、知事のような『特別職』は通知の対象ではない」ということですが、今後、特別職へのルールについてどうしていくか検討するということです。
副知事・労組・自民党県連…あいつぐ“辞職”求める声
斎藤知事に対して、各方面から辞職を求める声が出ています。 ・7月10日 県職員の労働組合が知事の辞職申し入れ。 ・7月12日 副知事が辞職の意向。知事に辞職を5回進言。 ・7月14日 知事選で維新とともに斎藤氏を推薦した自民党兵庫県連が事実上の辞職要求。 兵庫県民からは次のような声が聞かれました。 「当然辞職すべきです。議論の余地はないです。(知事は)誰でも分かるように説明・対応できる人に」 「職員からも辞めてほしいと言われていて、信頼回復するのは難しいのかなと思います。このままだと、いろんなクレームが来て、なかなか前に進まないのかなと」 「辞職しないといけない問題ではないです。何か言われてすぐにパワハラやと言われて辞職することもないです。それを覆すくらいの人間でないとダメ」 神戸市内で行ったインタビューでは、50人中47人が辞職すべきという回答でした。斎藤知事の疑惑、そして今後の進退が注目されます。 (2024年7月19日放送 MBSテレビ「よんチャンTV」より)