自由民主党総裁候補・河野太郎氏が登場!有事の中で安全保障と経済成長をどうする!?
河野氏がイメージする国のカタチとは?!
MC伊藤「河野さんは、開口一番にまず日本のカタチだけではなくて、世界のカタチを議論すべきとおっしゃっていたので、やはりそこに思い入れが強いのかなと思いました。トランプ政権でナショナリズムが進み、自国ファーストという傾向が強まってきた影響もあるのでしょうか」 この問いかけに河野氏は「日米安保がこれからも日本の安全保障の基軸であるのは間違いない」と答えました。 しかし、新しいアメリカ大統領が決まっても「日米安保だけではこの地域の平和と安定は守れない」との懸念を示し、これからは、自由や民主主義など、共通の価値観を持っている国と連携して平和と安定を守り、何かあったら日本も要請を受ける関係作りが大切になるという考えを示しました。 その際には「憲法改正の議論も、当然やっていかなければいけない」と語りました。 MC伊藤「特に、今後広げていく外交先としてグローバルサウスや中東の政治的関与のことも言われていますがどのようなお考えですか」 河野氏「アジアやASEANとは日本はかなり親密な付き合いをやっていますが、その次は僕はやっぱり中東なんではないかと思っています」 中東のエネルギーが日本の経済社会を支えてくれるという現実的な側面と、日本は宗教的には中立であり、歴史的にも中東と悪い関係ではないため、「G7や欧米と呼ばれる国々とこのグローバルサウスの間をつなぐ役割として、日本が果たせるところは大きい」と語りました。 MC伊藤「次は、国政についてのお話を伺います。経済成長について、日本はどのように成長を遂げるべきだとお考えですか」 日本は、人口8000万人のドイツにGDPで肩を並べられました。 河野氏は「日本が1人当たりのGDPがなかなか成長しないなかで、他の国が伸ばしてきた結果」だと語り、「もう1回経済成長をしっかりさせなきゃいけない。大前提として、1人1人の収入を増やしていく」と語りました。