「調子が上がらなければ、俺たちは最悪なまま」レイカーズがクリッパーズとのLA対決を制すも、レブロンは一切気を緩めず<DUNKSHOOT>
現地時間1月7日(日本時間8日、日付は以下同)。ロサンゼルス・レイカーズは本拠地クリプトドットコム・アリーナでロサンゼルス・クリッパーズと対戦。106-103で接戦を制し、今季成績をウエスタン・カンファレンス10位の18勝19敗(勝率48.6%)とした。 【動画】39歳レブロンの超絶ダンク! この試合、レイカーズを勝利に導いたのはやはり“キング”レブロン・ジェームズだった。ゲームハイの25得点に8リバウンド、7アシストをマークしたほか、守備ではマッチアップしたカワイ・レナードを見事に封じ、ポール・ジョージの上からはポスタライズダンクをお見舞い。チームの2024年初勝利、そして自身の39度目の誕生日だった昨年12月30日から続く連敗を4でストップさせる原動力となった。 同じLAのライバルで、過去16戦で14勝と絶好調だったタレント軍団相手に会心の勝利。だが、チームはいまだ負け越しているだけに、レブロンはまったく気を緩めていない。 「まだ細かい部分で緩んでいるし、このまま調子を上げ続けられればいいけど、そうでなければ前の試合後にも言ったように、俺たちは最悪なままだ。今夜は正しい方向へ向かうための第一歩だったから、次の試合もこの流れを継続したいね」 試合後のインタビューでそう口にしたレブロン。また、この日の勝利の要因を問われると、守備、そしてベンチプレーヤーの活躍を挙げた。 「ディフェンスだ。最も得点力の高いチームのひとつに、俺たちのホームで103点しか許さなかった。それが成功のカギだった。 ベンチからの安定感こそが、試合に勝利し、フロアで安定したプレーをすることにつながる。Vando(ジャレッド・ヴァンダービルト)とC-Wood(クリスチャン・ウッド)の出場時間は大きかったし、D'Lo(ディアンジェロ・ラッセル)の復帰も大きかった。特に後半、彼はタイムリーなビッグショットを何度も沈めていた」 ようやく2024年が幕を開けたレイカーズ。レブロンが言うように、このまま調子を上げていけるか、それとも“最悪なまま”が続くのか。リーグ屈指の名門の逆襲劇に期待したい。 構成●ダンクシュート編集部
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