「親友」と呼べる人はいますか?4割の人のベストフレンドは学生時代の友達だった
友達と疎遠になった経験がある人は9割も!
あんなに仲が良かったのに、ちょっとしたトラブルや環境の変化で二人の関係が崩れたり、疎遠になってしまうことはよくあること。そこでこれまでに友達と疎遠になった経験があるかについて尋ねてみました。その結果、9割近い人が頻度はともかく「ある」と回答。「よくある」と言う人も2割以上いました。 ●これまでに友達と疎遠になったことはありますか? 「よくある」……22.4%(91人) 「たまにある」……41.6%(169人) 「ある」……25.9%(105人) 「ない」……10.1%(41人) 年を重ねるにつれて、環境が変わったり、人間関係が変化することはつきもの。ずっと以前のような友達関係を続けることは難しく、多少疎遠になることは当たり前と言えそうです。しかし、たとえ疎遠になっても、お互いが本当に必要な存在であればまた元の関係に戻れるはず。距離を置くことでより深い友情が生まれることもあるので、疎遠になることを恐れず、自然体で友達付き合いを続けていくことが大切なのかもしれません。
やっぱり友達がいてよかった!そう感じた瞬間
では最後に、「友達がいて良かったと思う瞬間」について、みんなの意見を尋ねてみました。 その中でも特に多かったのは、「落ち込んだ時に支えになってもらえた時」「暇なときに会ってくれた時」「いざと言う時に助けてくれた時」という意見。家庭の悩みや職場の愚痴など、「家族には話しづらいことを相談に乗ってもらえた時」と感じている人も多いようです。また、スポーツや旅行、共通の趣味など「同じ環境を一緒に楽しんでいる時」に友達の存在に改めて感謝するという人もいました。さらにこんな意見も……。 「自分の考えにないことが分かるようになった時」(25歳男性/営業・販売) 「どうでもいい話をできる時が嬉しい」(32歳女性/弁護士) 「誕生日やバレンタインなど贈りたいと思える人がいる時」(39歳女性/その他) 「地域情報が入ってくる時」(42歳女性/主婦) 「事故や病気になった時に頼れる」(48歳男性/その他) 「昔話ができる時」(51歳男性/営業・販売) 「何があっても最終的には味方でいてくれた時。間違っていればきちんと指摘してくれる安心感がある」(54歳女性/主婦) 「自分の知らない話や経験談を聞けた時」(58歳男性/その他) さらに、定年後や退社後の生活に変化があったという方も。 「退職後の日常生活に潤いを与えてくれた時」(68歳男性/その他) 「会社を辞めて、独立するのに支援してもらった時」(68歳男性/会社経営・役員) 「伴侶と死別したが、友達がいて孤独を感じなくなった時」(68歳女性/その他) こうして考えると、いくつになっても友達の存在って大切ですね! 大人になってからの友達関係は難しいと思われがちですが、大人になったからこそ友達関係はより深く、親密になれるものかもしれません。いくら近い存在であっても礼儀は忘れず、適度な距離感を保ちながらも頼りあえる存在でいること……そんな関係を築ける友達こそ真の友情! そんな素敵な友達を持ちたいものですね。
ちえ