新紙幣発行でキャッシュレス化が進む?
新紙幣とキャッシュレス
今から約20年前に紙幣が変更になった時は、1年ぐらいかけてやっと紙幣の6割ほどが入れ替わりました。つまり1年後にも4割は旧紙幣が残っていたということです。 当時、キャッシュレスはそれほど大きな問題ではありませんでしたが、今回は新紙幣プラス、キャッシュレス化の動きが注目されています。 石塚が若い頃は、郵便局強盗やコンビニ強盗がとても多く、その取材に何度も足を運んだ経験があるそうです。それが今ほとんどなくなったのは、やはりキャッシュレスへの変化だといいます。 日本の治安の良さも、キャッシュレス化がなかなか進まなかった一因かもしれません。キャッシュレス化が進むと、新紙幣の流通が減る可能性はあります。
お金の教育には現金が必要
キャッシュレス化を進める動きとして、JR東海バスは7月1日から大半の高速バスをキャッシュレス専用にする運用が行われています。 国土交通省は、路線バスの完全キャッシュレスの実現を後押しするため、今月にも規則の見直しを検討しているそうです。 光山は日本経済新聞の記事で「キャッシュレス決済が広がる中でこどもにお金の使い方をどう教えるか悩む親が増えた」という内容にはっとさせられたといいます。 キャッシュレスでは「現金のありがたみ」や「お金が減る」という実感を見て感じることができません。 お年玉やお賽銭もキャッシュレスの時代。記事では、「お金の教育」という側面からすると、おこづかいは現金で渡して、お金のやりくりを学ぶことが大切だとあったそうです。 新紙幣発行で、日本のキャッシュレス化はどう進んでいくのでしょうか? (minto)