「浮世絵で科学」小学生が浮世絵で地元学ぶ【長野・松本市】
小学生が浮世絵を通して地元を学ぶ講座が松本市で開かれました。その名も「浮世絵で科学」です。 講座ではデジタル機器を使って浮世絵を見ていきます。松本市の島内小学校の児童が参加しました。 幅5ミリの間に何本、髪の毛が彫られているのかや、本物とコピーの違いをデジタル顕微鏡を使って調べました。 ■指導員 「どう?ここに和紙あるよ?」 ■児童 「あっ!偽物!偽物は点々だったよね。コピーだから点々がいっぱいあるし髪の毛も点々でつぶれていて見えなかった」 浮世絵は市内にある日本浮世絵博物館から借りています。松本ならではの地域素材に触れることも講座の目的です。 プロジェクターで映し出されたのはおよそ150年前の松本市を描いた、「筑摩県博覧会図」です。 今の写真と見比べました。 ■児童 「お城(は変わらない)お城が残っていたのね」 ■児童 「女鳥羽川の川沿いの松と石垣は残っていました」 新たな視点で変わらないふるさとを見つけることができました。