大阪桐蔭出身・泉口(巨人)が開幕一軍確実! 実は巨人ドラフト初の大阪桐蔭出身支配下野手だった
巨人では、ドラフト3位ルーキーの佐々木 俊輔外野手(帝京出身)が、オープン戦で結果を出し続け、開幕1軍どころか、中堅手のスタメンを射止めんとしている。 【一覧】巨人がドラフト指名した大阪桐蔭出身の選手 しかし、巨人のルーキー野手で注目なのは佐々木だけじゃない。ドラフト4位ルーキー・泉口 友汰内野手(大阪桐蔭出身)もアピールを続けているのだ。 17日の日本ハム戦では三塁手で出場。1回無死一、二塁の場面で三塁線への打球を処理すると、三塁ベースへ足をかけ三塁封殺。素早く二塁へ送球し、トリプルプレー完成に一役買った。19日のロッテ戦では2対2の同点で迎えた9回裏、2死満塁の場面でサヨナラとなる中前安打を放っている。 20日まで打率.233(34打数7安打)と、打撃面の数字は物足りなく映るが、内野の全ポジションを守るなどユーティリティー性を発揮。阿部 慎之助監督も泉口のユーティリティー性を買っており、佐々木とともに開幕1軍入りを確実なものとしている。 泉口は名門の大阪桐蔭出身。高校時代は根尾 昂投手(現中日)や横川 凱投手(現巨人)らの1学年上で、春のセンバツを制覇した実績もある。その後、青山学院大、NTT西日本を経て今シーズンから巨人でプレーすることになった。 大阪桐蔭出身の選手は球界でも多数おり、巨人にも泉口だけでなく横川が在籍している。しかし野手に限定すると、巨人では昨年まで中田 翔内野手(現中日)や香月 一也内野手(現オリックス)がいたものの、支配下指名された生え抜きでは、意外にも泉口が初めての存在だ。ちなみに育成ドラフトでは2010年に丸毛 謙一を8位で指名している。 巨人が初めて支配下指名した大阪桐蔭出身の野手である泉口は、今シーズン結果を残すことができるだろうか。