「飲酒運転は間違いないが事故をしたことは覚えていない」 酒を飲んだ状態で運転し3台絡む追突事故 男女3人にけがをさせたにもかかわらず、そのまま逃げた疑い ブラジル国籍の男逮捕 名古屋・北区
先月、名古屋市北区で酒を飲んだ状態で乗用車を運転して、追突事故を起こし、男女3人にけがをさせそのまま逃走したとして、ブラジル国籍の男が逮捕されました。 危険運転致傷などの疑いで逮捕されたのは、豊田市に住む、ブラジル国籍のキクチ・ナカノ・ヨシオ容疑者(38)です。 警察によりますと、キクチ容疑者は、先月、北区五反田町の国道で、酒を飲んだ状態で乗用車を運転して、あわせて3台が絡む追突事故を起こし、男女3人にけがをさせたにもかかわらず、そのまま逃げた疑いがもたれています。 この事故で、追突された車に乗っていたいずれも春日井市に住む39歳の女性と9歳の男の子、さらに前方の車に乗っていた、54歳の男性のあわせて3人が軽いけがをしました。 調べに対し、「飲酒運転は間違いないが事故をしたことは覚えていない」などと容疑を否認しているということです。 現場は中央分離帯がある片側2車線の幹線道路で、警察が、当時の状況を調べています。