御嶽海が腰を強打か 土俵下で動けず搬送 大相撲九州場所
大相撲の元大関で西前頭7枚目の御嶽海(31)=出羽海部屋=が九州場所6日目の15日、西前頭5枚目の琴勝峰を突き落としで破った際、左腰付近を強打した。御嶽海は土俵下に倒れて身動きが取れなくなり、土俵に戻って勝ち名乗りも受けられず、ストレッチャーで搬送された。 【写真まとめ】大相撲九州場所 5日目の取組 御嶽海は問いかけには応じており、腰と肩付近の痛みを訴えていたという。その後、関係者に支えられながら、歩いて救急車に乗り込んだ。 師匠の出羽海親方(元前頭・小城ノ花)は「朝になったらもっと痛くなると思う」と語り、7日目の出場については「(好調だっただけに)せっかくなのにもったいないが、無理をさせてもしょうがない」と慎重だった。御嶽海は5日目を終えて4勝1敗と好調だった。【林大樹】