藤波辰巳が剛竜馬との再戦を制しWWWFジュニア防衛【週刊プロレス昔話】
1978年11月30日、新日本の広島県立体育館で藤波辰巳と剛竜馬によるWWFジュニアヘビー級選手権試合がおこなわれた。 【写真】ジュニア2冠になった藤波
タイトル奪取に執念を燃やす剛は、約4カ月ぶりの雪辱戦に懸け、スタートから果敢に攻め王者の藤波を追い込んだ。 しかし、10度防衛の偉業を成し遂げていた藤波には自信と余裕が見え、勝ち急ぐ剛を土壇場で逆手に取ったパイルドライバーから、一気に“伝家の宝刀”ドラゴン・スープレックスでトドメを刺し、17分56秒、完全KOで見事11度目の防衛を飾ったのだった。
週刊プロレス編集部