Jリーグ“最強”クラブは? パワーランキング14位。7億アップに1.2万人増加! 大復活した超名門
サッカークラブの持つ影響力は単一の尺度で測れるものではないが、複数の指標から見えてくるものがある。今回はJ1、J2、J3の全60クラブを対象に、成績、人気、育成、売上の4つの指標を抽出して数値を組み合わせてランキング形式にした。果たして、最も“力のある”Jクラブはどこなのだろうか。ランキングを順位ごとに紹介する。※見出しの括弧内の数字は、各項目の1位(最高位)を60ポイント、60位(最下位)を1ポイントとして降順で計算した合計値。
14位:東京ヴェルディ(187) 2024リーグ戦成績:6位(J1) 2024シーズンホームグロウン人数:7人(17位タイ) 2024リーグ戦ホームゲーム平均入場者数: 20,976人(11位) 2023年度営業収益:約28億1800万円(20位) 16年ぶりのJ1リーグで躍進を果たした東京ヴェルディは、6位でシーズンを終えた。これにより、パワーランキングでも前年の21位から14位へと大きく順位を上げている。 2023シーズン、昇格プレーオフを経てJ1昇格を果たしたヴェルディは、降格候補と見られていた。しかし、城福浩監督のもと、ハードワークを基盤とした組織力あるプレーで勝ち点を積み上げ、残留どころか上位進出を果たした。 観客動員数も大幅に増加した。2024シーズンの1試合平均観客数は20,976人と、2023シーズンの7,982人から飛躍的な伸びを見せた。シーズン平均で20,000人を超えたのは、実に29年ぶりのことである。 営業収益は約28億1800万円でリーグ20位となったが、前年度から約7億200万円増加した。J1で好成績を収めたあとで、さらなる向上が期待される。 ホームグロウン選手は7人でリーグ17位タイだった。期限付き移籍で加入した選手たちの活躍が大きかった印象のあるヴェルディだが、主将の森田晃樹をはじめ、谷口栄斗や綱島悠斗といったアカデミー出身の選手が重要な役割を果たした。 2024シーズンの成功を土台に、東京ヴェルディは引き続き上位進出を狙い、クラブのさらなる成長を目指す。
フットボールチャンネル