『前田佳織里2nd写真集 恋のかおり』（秋田書店）発売記念イベントレポート

　彼女にしたい声優No.1」といわれる声優・前田佳織里が10月26日に都内で『前田佳織里2nd写真集 恋のかおり』（秋田書店）の発売記念イベントを開催。イベント前の取材会で、撮影秘話をたっぷり聞かせてくれた。 【画像】取材会で写真集について語る前田佳織里の撮り下ろしカット 　前田はこれまで『ウマ娘 プリティーダービー』（ナイスネイチャ役）、『ラブライブ！虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会』（桜坂しずく役）、アニメ『アイカツスターズ！』（双葉アリア役）などの話題作に参加。今年6月には2nd EP『Grab the World』をリリースするなど、音楽活動も精力的に行っている。 　本写真集は前作『おとなのかおり』から2年ぶりとなる自身2作目で、進化した点は本人いわく「肌面積」。「恋愛映画」をコンセプトに全編岡山県でのロケ、初の水着やナイトウェア姿など一段と大人になった前田の姿を堪能できる充実の1冊だ。 ◼️取材陣からの“エアお酌”のリクエストにも応じる 　取材会に登場した前田は、まずお気に入りのカットを紹介「表紙候補の1枚でした。肩が出てリボンがほどけてるのが今までにない挑戦です」と語った。とろんとした表情もポイントだという。というのも、お酒好きの彼女は撮影期間の4日間ずっと日本酒を楽しんでおり、写真集には倉敷での立ち飲み姿を撮影したカットも収められている。特に気に入ったお酒は、十八盛酒造「多賀治」。取材陣からの“エアお酌”を要望されると即答で気軽に応じるサービスも。 ◼️写真集のテーマは「恋愛映画」 　本書のテーマである「恋愛映画」のイメージとして、参考にした作品は少女漫画『凪のお暇』と『恋は光』。それもあってか肌のケアやウエストなどに意識はしつつ、「等身大の自分を見てもらおう」という点に力を入れたそうだ。 　そして「昔からとある性癖があって」と前置きしてから「相手に興味のなさそうな幼なじみが、他人が言い寄って来ると急に独占欲を向けるシーンにキュンとくる」と恋愛物語における自身の趣向を明かした。さらに初恋の相手は漫画『銀魂』の主人公・坂田銀時と告白。畳みかけるようにして「夢女子」と呼ばれるジャンルについて、マニアックな熱弁を展開した。 　また本作で着用した下着姿からSNSで人気となったワード「カルバンかおり」にも言及。彼女自身、実際にカルバン・クラインを着用したのは初めてで「着れたのが嬉しくて引き取りました。今はタンスの一番高い段に入れて、毎日手を合わせてます」と冗談まじりにコメント。 　本作の自己採点は「1億点」と付け、「自分の中でも最大限やりたいことを詰めたので、後悔はさせません。読んでくれた方との『いちゃラブ』な内容なので、特に最後のページを見て驚いてほしいです」と意気込む。 　ただ完璧な仕上がりの反動で、次作に何をするかが悩ましいのではないか。しかし前田は「『海外の香り』というのも楽しみかもしれないですね。日本酒も素晴らしいですが、海外のお酒も堪能してみたい」と、今後に期待させるアイデアを語っていた。