第２回 松本ローズカップ２０２４が松本市で開催され、初戦を突破した花巻東ナイン

第２回 松本ローズカップ２０２４　高校女子硬式野球リーグNo.１決定戦（２８日） 　第２回松本ローズカップが２８日、長野県松本市の信州グリーンローズスタジアム四賀で開催され、花巻東（東北リーグ）が佐久長聖（ヴィーナスリーグ）を７－３で破るなど熱戦が繰り広げられ、ベスト４が出そろった。高校女子硬式野球の７地域リーグの頂点を決める大会として昨年から開催され、今年で２回目。松本・臥雲義尚市長は「松本ローズカップが全国に知れわたり、女子野球の進化を象徴する大会として成長していくことを願っています」とあいさつした。 　第１試合は東海大静岡翔洋（推薦）が２回に奪った２点を堅い守備で守り抜き、中四国選抜（ルビー・リーグ）を振り切った。先発した静岡翔洋の石野七星投手は「スライダーがよく決まって、相手のバッターを打ち崩せた」と振り返った。 　続く試合は神戸弘陵（ラッキーリーグ）が北海道選抜（北海道リーグ）に３ー２で勝利。石原康司監督は「夏の大会以降、十分な練習ができていなかったので、練習不足を強く感じた」と内容には不満も「明日は頑張りたい」と前を見据えた。第３試合を制した花巻東の斉藤凛選手は佐久市出身とあり「地元の球場で試合ができて、すごく嬉しい」と感慨に浸っていた。 　この日最後の試合は福井工大福井（センターリーグ）が１３得点の猛攻で松本国際（地元チーム）を圧倒。準決勝では花巻東との対戦となり、中村薫監督は「実力のあるチームなので、しっかりうちの野球ができるように挑戦していきたい」と誓った。 　２９日に準決勝２試合と決勝戦が行われる予定。昨年の第１回松本ローズカップを制した神戸弘陵に２連覇がかかる。