「目標は200勝投手」ソフトバンクのドラ1・前田悠伍 お手本はチームの大ベテラン「長く活躍できる秘けつ聞いてみたい」
プロ野球・ソフトバンクは4日、新入団選手発表会見を行いました。 小久保裕紀新監督に迎えられ、真新しいユニホームに袖を通し登場した新人選手たち。名門・大阪桐蔭高校からドラフト1位指名を受けた前田悠伍投手も引き締まった表情で小久保監督と握手をかわしました。 【画像】ソフトバンク 2023ドラフト指名選手一覧 高校生屈指の左腕である前田投手は、2年生の時に春の選抜高校野球大会で優勝。同秋に明治神宮大会も制し、3年春の選抜ではベスト4入りを果たしました。 夏の甲子園には出場できませんでしたが、世界一を達成した『第31回WBSC U-18ベースボールワールドカップ』では、エースとしてアメリカ、韓国、決勝のチャイニーズ・タイペイ戦に登板。決勝では7回4安打1失点で完投し、胴上げ投手にもなりました。 前田投手がプロで背負う番号は『41』。7年連続二桁勝利を挙げるなど、エースとして活躍した現メッツの千賀滉大投手が去年までつけていた背番号です。前田投手は、「千賀さんが41をつけていたので、千賀さんのようなエースを目指してやっていきたい」と意気込みを語りました。 さらに「200勝投手」と、大きな目標を掲げ、「ドラフトの時から和田毅投手を目標にしていると話していたんですけど、この200勝も長く活躍しないと達成できない。(和田投手には)体作りや長く活躍できる秘けつを聞いてみたい」と、来年43歳を迎えるチームの大ベテラン投手をお手本に大記録に挑みたいと語りました。 プロで対戦したいバッターとして大阪桐蔭のOB、オリックス・森友哉選手と楽天・浅村栄斗選手の名前を挙げた前田投手。「まだ高校生の体なので、1日でも早くプロ野球選手の体に近づけるように体力作りもしていきたいですし、それ以上に技術面だったり人間性の部分も高めていかないといけないと思うので、全ての面でしっかり行動していきたい」と1年目の抱負を語りました。